2016年1月25日月曜日

究極のミニマリスト、ガンジーが選ぶモノ。

週末、うちの近くに新しくできたインド料理のレストランに行きました。


テーブルにかけられてあったテキスタイルが素敵だったのでパチリ。
鮮やかな色彩と細やかな装飾のインド織物、大好きです。
こんな織物をはるばる日本へ持ってきて使うインド人って、素敵だな・・・と思いました。

織物もそうですが、モノというものは使い手がいなくなると廃れてしまいます。伝統あるモノが生き生きと使われている風景は、その国の文化そのもの。だから、文化を絶やさぬよう自国の伝統ある織物を積極的に着用しよう・・・インド独立の父ガンジーは、民衆にそう呼びかけたとされています。究極のミニマリストとしても知られるガンジー。この呼びかけのエピソードには何か考えさせられるものがありました。

モノを選ぶということは、文化、もっと身近に言えば風景を選ぶということ。

私は無印やユニクロなどの大型量販店の商品も好きですが、一点一点手作りされた日本の民芸品も好きです。民芸品は、量販店の商品と比べて手がかかるな〜と思うときもありますが、それでも色々と工夫をしてみて「使いたい!」と思うのは、きっと、その民芸品のある風景が好きだから。日本の風景が大型量販店の商品ばかりに埋め尽くされると考えると、いくらその商品が機能的に素晴らしくても、なんだかさみしいかも・・・と。

風景を選ぶことを考えて、モノを選びたいな、と思う今日この頃です。

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