寺村光輔さんの瑠璃釉のオーバルプレートです。
この海のような夜のような深い青に惹かれました。
うちは、いつの頃からか "欲しいと思ったものは3回目の出会いでやっぱり欲しいと思ったら買っていい” というルールを基本にしています。何かの本で読んだルールなのですが、考え方に共感して以来、ずっと取り入れています。
いいなと思っても初回の出会いなら敢えて買わず。使い方をイメージしてみたり他のものと比べてみたりするのを2回繰り返してみて、それでも気持ちが残るものだけを買う。そうすると、本当に欲しいと思っていなかったものは生活する中で忘れるようです。
この瑠璃釉の器に出会ったのは、先週の日曜日で2回目でした。初回は、昨年の夏、松屋銀座の手仕事直売所で。その時は、好きな色だなと手に取ったのですが使い方のイメージが湧かず、その後は忘れてしまっていました。最近になって、朝食のパンをのせるための器が欲しいなと具体的なイメージを持って器を探していたところ、よく立ち寄るお店で偶然にも再会。また、思わず手に取りました。でも、実は、欲しいなと探していた器が別にあって(作家さんが育児休業中で暫く手に入りそうにない)その器とこの器は雰囲気が全然違いました。ただ、妙に気になり。愛用しているカップが寺村さんのものなので、信頼感があったのかも。家に帰ってから、この器を使った料理の写真を見てみたりテーブルに置いた感じを想像してみたり。
最終的に、手にするのが3回目の今日、買っちゃいました。
この青で朝の静かな時間がもっと静かになりそうと感じたのが決め手。
あれこれ考えても結局は理屈じゃない "感じ” で決めてしまう私です。
朝食のパンのために購入した器ですが、早速夕食に使ってみました。
作り置きをいろいろ乗せてみて。
黄色との相性が抜群に良いように思います。
朝が待ちきれず、パンも焼いてしまいました。
パンのための器を持つなんて贅沢だけれど、ぴったりサイズってやっぱりいいな。
明日、朝日の中で、この青い器にパンをのせる時間がたのしみです。
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